2019′ TOYOTAクラウン 「DSPプロセッサーアンプ追加+スピーカー交換の実力」
何年ぶりかな?クラウンのオーディオ依頼です!
現行型がヘッドユニットは交換できないので サウンドチューニングはメインユニット以降のアンプ&スピーカーで行います、
凄いことに純正オーディオはマルチアンプ駆動の8ch,10スピーカーなのです、
【トヨタWEBサイトから】※純正オーディオ構成
クラウン・スーパーライブサウンドシステム(10スピーカー/8chオーディオアンプ)
A. 9cmインパネセンタースピーカー(中・高域再生用)
B. 9cmインパネサイドスピーカー(左右/中・高域再生用)
D. 18cmフロントドアスピーカー(左右/中・低域再生用)
F. 2.5cmリヤドアスピーカー(左右/高域再生用)
G. 16cmリヤドアスピーカー(左右/全帯域再生用)
I. 20cmリヤトレイスピーカー(低域再生用)
全車標準装備
フロントドアは中低域とありますが、かなり低い帯域のみを出力しています。
市販の2wayセパレートに交換する場合、スピーカーの適正周波数帯域が合わないので基本的にはデジタルクロスオーバーネットワークを導入してフロントのマルチ出力を一旦合成してフルレンジに戻してからのクロスポイント生成をおこなう必要があります。
使用したのはTR-DSP600 DSPプロセッサーアンプ
※トランクフロアー・ハイブリットバッテリー後方にDSPプロセッサーを取付
DSPプロセッサーにフロントダッシュのスピーカー出力とドアのスピーカー出力、計4chを入力。
タブレットからDSPへアクセスして4chの信号を合成。
そこから取り付けたBLUEMOONAUDIOの2wayスピーカーへマルチ配分します。
スピーカーによりますがツイーターとウーファー間のクロスは2500Hzが最も良かったです。
この信号を使用してリアスピーカーにも配分できますが、このシステムではリアは純正のまま使用しました。
重要なパワーアンプはSTEG 4ch,音質最高です
ドアはこんな感じです、以前よりサービスホールは少なくなり音質的には良くなると思います。
アウターの制振加工
スピーカー背面部にはオーディオテクニカ製の吸音材を貼ります。吸音材はこの製品が一番だと思います(価格は高めです)
インナー側には制振材でホールを塞ぎ、スピーカー回りには吸音材を施工。
スピーカー回りのスポンジはかなり重要です。
フロントスピーカーだけで十分な低域再生はしますが、走行中のロードノイズを考えるとさらに低域補強のサブウーファーもあると最高です
(シールドタイプ)
最近のトヨタ車はアルファードを始め、ダッシュ上の10cmメインスピーカーにドアがほぼサブウーファーと言った組み合わせが増えています?
ここへ市販の2wayスピーカーを付けると「シャリシャリ」の音になってしまいますので、
是非、オーディオ専門店にご相談ください。

