2022’Porsche992 /ポルシェ「純正オーディオがDSPアンプ追加で最高レベルのバランスになる」
実際の車両はホワイトです。
992ポルシェの純正スピーカーは、リアがフルレンジ・フロントは3wayですがDSPアンプで各スピーカーの帯域分岐(クロスオーバー)・イコライザーなどで劇的に音質はよくなります。
今回は純正スピーカーのまま、DSPアンプ追加で音のバランスを整えていきます。
スピーカー信号を取るにはPCMに到達すなければなりませんが、大変です、、
ポイントとなるのがダッシュのツイーター(高域専用)とドアのミッドレンジ(中域)との関係。
純正ではダッシュツイーターとドアのミッドは同じチェンネルでつながっており完全マルチアンプ接続にはなっていません。
これだとスピーカーごとの調整ができないこともあり、まずはツイーターを一旦外して純正線を切り離します。
そこから直接DSPアンプに接続。
ツイーターさえ直接アンプ接続すればフロント側は完全マルチアンプ接続になります。
フロント側中高域信号2chとドアウーファー低域信号2ch、そしてリアのフルレンジ信号2ch 合計6chをDSPアンプの入力へ接続。
そこからクロスポイントを設定してフロントダッシュ・ドアミッド・ドアウーファー・リアフルレンジへ振り分けます。
最適なアンプとして今回もTR-DSP600(6ch-IN/8ch-OUT)を選びました。
助手席に設置。奥にある高さ調整の発泡材をアンプサイズにカットして納めます。
見た目は一切変わることなく、取付
ここから最大のポイント。サウンド調整
ツイーターにはすでにハイパス用のコンデンサが1個ついていますのでフィルタースロープは6oct-12octで設定、クロスはツイーターの性能も考慮して3500Hzあたりから様子を見ます。
ドアウーファーは200Hzくらいですがここもすでにフィルターがかかっていると思われるのでミッド側はPASSでもいいかもしれません。
位相は全スピーカー正相です。
重要なのはイコライザーでは大幅に変化させないことでしょう。あくまでもバランスを整える感じです。
純正スピーカーでも、ここまで良くなるんですね
いい音です!

