2024’新年明けましておめでとうございます
営業開始は7日からですが、1日に発生した地震もあり2日より会社に来たり、来なかったりしています。
地震のあった1日は名古屋には居なかったのですが、ふと、店舗で飼っている熱帯魚の水槽が気にり2日に店舗に行ってみたら・・!
なんと!
地震の揺れ?で水槽の「グッピー」数十匹が飛び出して干からびていたのです!
しばらく来ないつもりで水の蒸発を考慮して水量をぎりぎりまで上げたのが仇になりました。地震の揺れで魚が暴れたタイミングで水が揺れで溢れ、魚が水槽の外に流れてまったようです。
煮干しのように干からびて床に散乱していました アーメン
今回の地震ではライフラインが寸断され、水もですが電気も止まり復旧のめどが立っていないようです。このような事態ではスマホの電源もなくなると情報を入手する手段が無くなります。
そこで
昔々、作ったことのあるラジオを思いだした。
そのラジオとは通称:ゲルマラジオまたは鉱石ラジオと言い 電源が無くとも聞けてしまう凄いラジオなのです。暇な正月ということで営業開始前の会社で製作してみました。
せっかくなので世の中に無いであろう、最もシンプルで高感度な回路をオリジナルで考えました。
じゃん!回路図
この回路はネットで検索しても出てこないであろうオリジナル
ラジオの基本はカーオーディオで使うスピーカーのネットワーク回路と同じでコンデンサーとコイルにより低い周波数と高い周波数を狙うラジオ局の周波数に合わせてチューニングすることで受信します。
無電源で聴けるゲルマラジオは電源は使いません。なぜなら電波のエネルギーを電源とするからです 不思議~~~~
主な材料はこちらの同調させるためのバリコン(ポリバリコンがおすすめ)と電波から音声信号を取り出すダイオード(ゲルマニウムダイオードがおすすめ)とコイルの代わりにつかうマイクロインダクタ
その他に聞くためのイヤホン(セラミックイヤホンがおすすめ)とアンテナ&アース
ポリバリコン・マイクロインダクタ・ダイオード ※セラミックイヤホンはAmazonまたはYahoo!auctionで購入できます
全ての部品を切手サイズほどのケースに収めてみました。
完璧主義なのでイヤホン端子とアンテナ端子も付けちゃます
イヤホン用・アンテナ用の3.5mmジャックをそれぞれ装備 ご丁寧にラベルまで貼った
組込み・ハンダ付けして完成!
アンテナとアース、イヤホンを接続
感度とエネルギーの強さはアンテナの長さに比例します。中波のおよその波長は100mくらいなので理想は外に100mの電線を張りたいところですが不可能のですのでできる限り長めの線を外に出すか張りましょう。
電波の流れを作ることが重要ですのでアースは絶対です、アースは金属を地面に埋めて線で接続します。
地面に埋めるのが無理であれば地面に埋まっているであろう鉄骨の柱とか水道管につないでもイケます。
結果は、
無電源であることが嘘のようにガンガン、バリバリ受信しました!
つるこうのオールナイトニッポン聴いてます!うるさい位の音量!
名古屋市内で計6局!
通常は無電源なのでイヤホンはセラミックイヤホンでしか聴けないはずなのがこの回路では普通のイヤホンでも聴けます!※音は小さいですが・・
音の歪が気になる場合は冒頭の回路図にあります、イヤホンと並列に10kΩの抵抗を入れると音がスッキリして聴きやすくなります。
震災などで電気が止まっても情報を入手可能な唯一の手段「ラジオ」を電源無しで聴くことができる「ゲルマラジオ」をおすすめします!
震災ではネットで嘘の情報が飛び交う時代。ラジオ放送は嘘を流しませんので・・・